歌舞伎蝶日記

主に歌舞伎について。それ以外の舞台・ミュージカルも。萬屋・播磨屋・中村屋、加藤和樹がメイン。

超歌舞伎の見方(何度も楽しむには)

昨年大反響だった「今昔饗宴千本桜」に続き、今年のニコニコ超会議でも超歌舞伎があります!

その名も「花街詞合鏡」(くるわことばあわせかがみ)。
歌舞伎界から中村獅童中村蝶紫澤村國矢ボーカロイド界からは初音ミクと重音テトが出演します。劇中歌は、亜沙さんの「吉原ラメント」。小林幸子さんもニコニコ町会議2015でカバーした名曲です。

あらすじ等は公式に載っています。花魁道中もあるそうで、今から楽しみです。

歌舞伎ファンの中には、ニコ動に詳しくない方もいらっしゃるのでは…ということで、見方を書いておきます。

現地で見るには

入場券があれば、無料で見れます。会場は、幕張メッセのイベントホール。
2016年は、アリーナ席は当日座席先着順の引き換えチケットが配布されました。スタンドは完全な自由席。初日最初の公演は空席も目立ちましたが、2日目最後の公演は満員でした。今年は「超桟敷席」というアリーナ前方の指定席があるそうです。こちらの場合、指定席のチケットに入場料も含まれているので、入場券は不要。他の席は去年と同じ感じになるのかしら。詳細は公式発表を待ちましょう。

他の歌舞伎と違うのは、女性でも大向うをかけれること!私も、昨年大向うデビューしました。「萬屋!」あぁ、自分がこの言葉を大声で言う日が来るとは…感無量。

理由ややり方は後述しますが、現地で見ても後からネットでも見ていただきたいです。

ネットで見るには

ニコニコ生放送で生中継されるので、現地に行けない方でも見ることができます。PCからでもスマホからでもOK。ニコニコ動画会員登録してさえいれば、無料。スマホの場合は、アプリが必要ですがそれも無料。

コメントで大向うかけたりできます。超楽しいです。去年は歌舞伎に詳しくない人がコメントで質問して、詳しい人がコメントでそれに答える…なんてやりとりもあり、リアルタイムでコミュニケーションを取れる醍醐味を見た気がしました。また、職人さんが作るコメント弾幕を楽しむことができます。

そして、ボカロキャラがARで立体的に見えたりするんです。

現地とネットで、違う楽しみ方ができる。これも超歌舞伎の魅力ではないかと思います。

リアルタイムで見る

開場時間になったら、下記URLにとぶだけ。

ただし、視聴人数が一定数を超えると、プレミアム会員が優先されて一般会員が追い出されてしまうこともあります。保険でタイムシフト予約をしておいた方がいいかもしれません。また、画質もプレミアム会員の方が良いです。


2017/04/29(土) 12:40開場 13:00開演
http://live.nicovideo.jp/watch/lv293011846

2017/04/29(土) 15:40開場 16:00開演
http://live.nicovideo.jp/watch/lv293012046

2017/04/30(日) 12:40開場 13:00開演
http://live.nicovideo.jp/watch/lv293012234

2017/04/30(日) 15:40開場 16:00開演
http://live.nicovideo.jp/watch/lv293012429

 

タイムシフトで見る

リアルタイムでは見れない場合や、後からも見たい場合は、事前に「タイムシフト予約」をしておきましょう。プレミアム会員は後からでもタイムシフト視聴ができますか、無料会員は事前に予約しておかなければなりません。

タイムシフトの仕方は、上記のリンクに飛んで、「タイムシフト予約」をクリックするだけ。

  • PCの場合

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生放送終了後30分後から30日間1アカウントにつきに1度だけ見ることができます。何度も見たい場合は、複数のアカウントを作っておきましょう。そして面倒ですが、全部のアカウントでタイムシフト予約!

タイムシフトだとコメントを打つことはできないので、コメントしたい場合はリアルタイムで見てくださいね。

松竹ブース「超松竹NEO花街」にてトークショーも実施

宗之助さんと國矢さんが、松竹ブースでトークショーに出演されます。

実際に行く場合は、幕張メッセのホール5にある松竹ブースに行きましょう。公式はコチラ。開始時間は前後する場合もあるので、時間に余裕をもって待機しておいた方がよさそうです。とにかく人が多いから、移動にも時間がかかります

こちらも、ニコ生で中継されます。他の部分もずーっと中継しているので相当長尺になりそうですが、トークショーも映るはずです。

声優陣降臨「カブキブ!トークショー

出演:澤村宗之助市川太一(声優)、ムートン伊藤
日時:初日(29日)14:45~

生放送:2017/04/29(土) 09:57開場 10:00開演
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv295982150

羊屋!(ワンピース歌舞伎の応援上映でムートン伊藤さんにつけられた屋号)

超歌舞伎2017「花街詞合鏡」トークショー

出演:澤村國矢、松岡 亮(超歌舞伎 脚本担当)、アメリカザリガニ
日時:2日目(30日)11:00~
生放送:2017/04/30(日) 09:57開場 10:00開演
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv295982281

 

一般会員でも10番組までタイムシフト予約できるので、歌舞伎コンプリート可能!それでは、超会議で歌舞伎を楽しみましょうね!

 

あるえ(こんな人

少年社中「アマテラス」

2度目の少年社中!
前回は、私の好きな歌舞伎の演目「三人吉三」をアレンジした「三人どころじゃない吉三」。「少年社中」という名前は、以前から知っていました。なんでだろう。何がきっかけかはわからないんです。フライヤーとか見て面白そうと思ってたのかな。毛利さんは、ミュージカル「黒執事」の演出がとても好きで、チケットをジャケ買いならぬタイトル買いしたためにそれを知らなかった私は、パンフレットを買ってびっくり仰天。これは好みだ、と見る前に確信していました。そして、やっぱり好みでした。笑って泣いて最後は大団円、が好きな私にはもう最高です。
 

あらすじ

高度にコンピューターが発達した時代。
めまぐるしい発展を遂げたAI(人工知能)は人類を管理し、
反乱することもなく、AIはただただ「人間に優しい世界」を作り上げていた。
 
そんな世界で自堕落に暮らしていたとある青年が、ひょんなきっかけから『日本神話』の世界にタイムスリップ?!
 
因幡の白ウサギ』に導かれるままに青年がやってきた世界は、神々が治める日本神話の世界。
しかし、その平和だった世界は今は闇に閉ざされていた。
光の神々の頂点にいる存在『アマテラス』が攫われてしまったのだ。
アマテラスを支えていた光の神々『スサノオ』たちは反旗を翻し、闇を司る神『ツクヨミ』の方についてしまった。
 
神々の世界を救えるのは、青年のみ。
青年は『ヤマトタケル』を名乗り、お供のウサギ・タヌキ・スズメ・カメと共にアマテラスを救う旅に出る。
 
『アマテラス』の真実とは?
青年がこの世界にやってきた真の理由は?
 
青年は、冒険の果てに何を見るのか。
神無き国の創世神話の物語。
 

キャスト・スタッフ(+ひとことメモ)

井俣太良(タヌキのポン吉)
大竹えり(クシナダヒメ…スサノオの妻)
岩田有民(スサノオ…アマテラスの下の弟)シスコン。四天王。
堀池直毅(ニニギ…アマテラスの孫) iPad
加藤良子(イザナミ
廿浦裕介(オオクニヌシ) 「ネバーギブアップ!」
長谷川太郎(ウミサチヒコ)
杉山未央(不憫な舌切り雀)かわいい。 ちゅんちゅんちゅっちゅちゅーん♪
山川ありそ(ゼウス) ちゃんちゃんちゃんちゃんちゃーん(Windows)。ピカピカシューズ。
内山智絵(スセリビメスサノオの娘) 「女子力なめんなー!」
竹内尚文(ヤマトタケル
川本裕之(博士)
 
中村優一(因幡の白ウサギ)
三上俊(アテナ)大好物。
高崎翔太(ツクヨミ…アマテラスの上の弟)最初から全部知ってた。切ない。
田上真里奈(アマテラス)
橋本祥平(弱虫の亀太郎)
ザンヨウコ(サルタヒコ)
高木俊(ヤマサチヒコ) 安定のしゅんりー。AGO。
ラブオ(タジカラオ)
 
脚本・演出:毛利亘宏
 

感想

こちらのビジュアルイメージ写真は、本番の舞台とは全く違うものです。
衣装写真ではございません。本編でのヘアメイクや衣装は、舞台上でしか観ることができません。

とあるように、実際に舞台で見るまで、ビジュアルがわからないんです。ニュースサイトに写真が載っていましたが、ネタバレしたくなかったんで事前には見ませんでした。

 
しかも誰が誰役とか、見てはいたけどちゃんと覚えられないまま始まり…そこでびっくり仰天したのが、みかしゅんこと三上俊さん。 ヨダレ垂れるのではと思うほど大好物でした、はい。あれは反則だよ…よくみたら「アテナ 三上俊」って書いてあるのにね!
 
サルタヒコのあの憎めないキャラもおもしろいし、伝書"鳩"になっちゃってハッとするスズメちゃんもかわいいし、うさぎは期待を裏切らずに眠る。 …出てくるキャラクターがいちいち愛おしくて好き。もちろん、少女のようなかわいらいいアマテラスも。 昔の人は太陽を神格化したわけだけど、それってぶっちゃけ擬人化と変わらなくない?とか思ったり。神様なんて遠い存在だけど、「旦那様♡」とか言ってたら親近感わくよね。
とっつきにくいイメージの古事記がわかりやすく、現代の感性で共感できるものになった。三人~もそうだったね。もっと色々な私の知らない世界を作品にしてほしい。
 
個人的に印象に残ったのが、亀太郎。彼は、簡単に人(神を含む)を信じて騙されてしまう。それは、自分で決断するのが怖いから。でも、最後は自分の意思でオオクニヌシを信じると決めます。
以前、理由もつけて「私は別れた方がいいと思うよ」とアドバイスした友人が彼氏と別れ、後に復縁したのですが、陰で「あるえのせいで別れた」と言いふらしていた…ということがありました。私のアドバイスを受け入れるという判断をしたのはあなたでしょ!?と腹が立っていたので、自分の意思で他人の言葉を受け入れるか否かを決めた亀太郎を、褒めたくなりました。
 
iPadが実は八咫鏡だったり、ゼウスの起動音がWindowsの起動音だったり、こういう小ネタも本当におもしろい。
あとね、BGMがうるさくない。嫌じゃない。ちゃんと聞こえるんだけど、台詞の邪魔にならない。これって結構大事だと思う。
 
そしてね、少年社中さんはね、グッズ店長なるものがあるのね。衣装のまんま、ロビーに立ってるのね。ピカピカシューズはいたまんまゼウス様がいらっしゃったのね。

 やばかったとしか言いようがないよね。

1回しか見なかったし台本も買わなかったから消化できてない部分もあると思うけど…以下、自分メモ。
最後のアマテラスはAIではなく神様のアマテラスで、プログラミングではなくて本当に夢を見た、でOK?人間が戻ってきたら、神様も戻ってくる。舞台の中では、人間が作り出した動物をアマテラスが生み出したと。でも、神話だって人間が作ったものでしょ?人がいなかったら神様も生まれた来ないでしょ?そういうこと!?
いつか答えあわせしたい。
 
神様だって、人間と同じように欲を持ったり誰かを愛したりしてたかもしれない…そう思うとほっこりするね。素敵な作品でした。
 
 

あるえ(こんな人

2月の観劇記録

2月 5日 A.B.C-Zポスターお渡し会

2月 9日 アマテラス →感想
2月16日 歌舞伎座幕見 桃太郎
     BIOHAZARD THE Experience
 
 ご無沙汰しております。もう4月ですが、とりあえず2月分。
 

三代目「桃太郎」

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勘三郎さん、勘九郎さん・七之助さんと受け継いできた、桃太郎での初舞台。勘九郎さんの息子、七緒八改め勘太郎・哲之改め長三郎も、それに倣い、初舞台です。
兄の桃太郎は、弟を気にしながら、音に合わせて歩き、ちっちゃいおててを広げて立派に見得をする。
弟の桃太郎は、兄についていこうと頑張って、ぺちぺちと足を動かして走り、一生懸命だった。
後ろで見守る勘九郎さん、完全に「おーわん」でした。七之助さんも、固唾を飲んで見守ってた気がします。
尊い」この一言に尽きる。
四代目桃太郎も見たいな。長生きしなきゃ。
 

 恐怖の「バイオハザード

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タイトル通り、バイオハザードの舞台化。以前はミュージカル化作品「バイオハザード ヴォイス・オブ・ガイア」を観劇しましたが、そのときはホラー感強くなかったんです。だから、油断してました。客席に入ろうとすると、ゾンビが!!びっくりして変なステップを踏んでしまいました。最初は人形かと思ったのですが…動いた!ひえ~! 劇場内は撮影不可なことが多いですが、これは撮影可とのこと。
通路横の隣の席でしたが、通路横がいなかったので、実質通路横。 ゾンビがすぐ近くを通るのでめちゃくちゃ怖かったです。後ろの席の人がかさっと音を立てる度に、ゾンビがいなくてもびくびくしてました。でもキャストは通らなかったから、怖がり損した気分…
最後の方はなんだかぐだっていた印象。もういいよ。お腹いっぱい。それまでは、疑心暗鬼になる人たちや推理、人間がゾンビになってしまう様子など、楽しめました。
青柳塁斗くんがキャスティングされているのを見て「絶対ゾンビになるだろうな」って思ってたら、正解。苦しみもがく姿や、ゾンビになった後の不気味な動きは流石でした。殺したと思ってもまた起き上がる塁斗ゾンビ。私、思ってた。「チェーンソー奪っておこう!復活するかもしれないよ!」って。案の定、塁斗ゾンビ は起き上がってチェーンソーを起動して去っていきました。軽率…
最後がぐだってたといいましたが、「実は私が」「実は私が」「実は私が」と、カミングアウトが3連続あるんです。もうね、しつこい。カミウングアウトがいちいち面白ければいいんだけど、そうでもなかった。これは役者の実力不足もあったかもしれません。高笑いとかも上手じゃないと、不自然すぎて逆にいらない。 
 
 

あるえ(こんな人